2008年08月31日

群馬支部2008.08.31

練習日記群馬支部2008.08.31 09:00〜11:20浜川運動公園
参加者 片山、長井、福島、関口
雨が続いていたので、高架下かなと思ってたけど、晴れてきたので浜川で。
晴れてきたとは言え、下の芝生はぬかっているので練習はしづらい。足場の悪い所で練習するのも少しは意味があるかもしれない。でも、浜川公園でやろうと思った一番の理由はここには今の時期良い「気」が満ちているからだ。しかし「気」というものはなかなかに難しい。定義自体が人によって違うし、第三者にそれを示したりすることが容易ではない。しかし、武術を長年やってきた自分の中ではあきらかにいろいろな場面で「気」は存在すると感じる。この時期の浜川公園には良い「気」が確かに存在する。それが何にどう影響があるのか(もしくはないのか)はよくはわからないけれど、気持ちよく練習できることは確かだ。それだけでもここで練習する意味はある。
いつも通り基本功から。オレの先生(常松)の指導方法は基本的に「やらせて、見る」。最初に手本は見せるけど、一緒にやり続けることはまずない。でも、オレは基本的には一緒に同じだけやる。まだ自分が修行の中にあるってことも理由だけど、みんなにオレの動きを見て真似てもらいたいから。最高のお手本ではないだろうけど、とりあえずの参考くらいにはなるだろう。(それと「見せた」ということは「教えた」ということ。たまに見せてくれる常松先生の動きをよ〜く見て脳裏に焼き付け、それに近づくようにオレ達は練習してきた。言葉とか理屈も大切かもしれないけど、見て、感じて、真似するってのはもっと大切だと思う。)
長井くんはたぶん自主練は結構やってると思うけど、まだまだ通背の力の抜きどころ、入れどころがわかっていない感じ。あと脚の折り方(付け根、股)。圧腿、[足易]腿、架式をやらないと身に付かないかな?挿掌、挑掌はtuo歩、磨手は蛇形歩の行状でやったけど、これも慣れない動きでやり難そう。まぁ、だんだんに。
伸肩法。関口くんの前に伸ばす手の高さが低いところが気になったけど、高さというよりはどこまでも伸びる感がちょっと少ないところかな。福島くんはこのあたり、かなり良い。引き手(腕)と伸ばす手(腕)が連動して(肩の中で繋がって)引き手の短くなった分、前の手がどこまでも伸びるような感じがする。
五行掌。[才率]。関口くん良い感じの抜け具合。面子的にもう一人新人がいると受けた時の威力の質の差が長井くんにもよくわかっただろうけど、今回できる面子ばかりだったので、質よりは威力の大小くらいしかわからなかったかな?まぁ威力もそれほどは差のない面子だったけど。拍はみなまぁまぁ。鑽は威力や質がみなマチマチ。腰力、後ろ脚、ピンポイント、突き刺す!あたりがキーワードかな?オレは右小指を突き指(子供らとのマジドッヂボール)してて握りこめなかったので変形尖拳で。最後に探背。左右五発ずつだけど、みんな威力があるから、4人分受けるのはキツイ。心臓狙ってるせいかもしれないかな?
小休止して、今日の面子なら、結構激しめの対練、散手、イケるかなと思ってたけど、休み時間中の話の流れで棍に(^^;。劉老師伝通背棍グルグル基本功(含む左右持ち替え)から。棍を力任せに操ろうとしたらダメ。特にブツが太くて重いとそのやり方じゃ無理。きっかけはこちらで作るけど、後は棍の動きに合わせる感じ。打つ時は棍自体の重さと合理的な動きから導き出される力を使って打つ!棍自体の重さも物理的に言ったら、密度とか変わるハズがないから変わりようもないんだけど、操作によって棍の中身が先端や末端に「ドーンっ」と移動して、時には重く、時には軽くなるように操る。その後棍の対練を2種。武器(兵器)はうちでは指を狙っていくものが多い。その理由は二つ。相手の指は自分から一番打ちやすい近いところにある。指を破壊(痛める)すれば相手は武器が持てなくなり、著しく戦闘能力が落ちる。自分から一番近くて打ちやすい所(さらに鍛えにくい)で、しかも痛めれば戦闘能力が落ちる。通背、秘宗はここを狙っていきます。他門派もそうなのかな?
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2008年08月16日

群馬支部2008.08.16

練習日記群馬支部2008.08.16 09:00〜12:20浜川運動公園
参加者 石田、長井、福島、斉田、加藤親子、片山、関口
今回参加者多し!暑いけどそんなに暑くなくて、まぁまぁの練習日和。
面子的に打ち合える面子だし、体力のあるうちに組手をやることに決めた!
ジェットさんとこの出稽古でいろいろ課題をもらってきた福島くんと蹴りの得意な極真長井くんから。長井くんには蹴り多めに出してと注文し、スタート!初対戦&素手素面なので様子見ながら、だんだん上げていってと支持。長井くん蹴りうまし、福島くんは蹴りの良い間合いで留まりがちなところ、蹴りを受けた時に受けだけで止まってしまうところが気になった。蹴りの得意な相手には間合いを微調整して、間合いを詰めるか開くかする(オレとしては詰めるほうがお勧め)、受けるのであれば、蹴りを受けながら攻撃する。オレと長井くん。ビデオ撮らなかったので、見直せないのでどうだったかなぁ?福島くんに蹴り対策を見せようとは思っていたけど。次、石田くんと長井くん。石田くん、太気ベースだが、いろいろ(八卦、通背とかとか)試してる感じ。次、面つけてオレと福島くん。面ありなのでいつもよりちょい強めの打撃。面つけた時の利点:普段より強く打ちやすい(精神的に。素手で顔面打つのは遠慮してしまう人にも面があると打ちやすい気がする)。表面的な怪我はしにくい(首にダメージが来るけど)。欠点:死角ができる。少々打たれても平気だと思うと受けが甘くなる。全体的に大雑把な技になる傾向がある(気がする)。いろいろな練習の一環としてやるには良いでしょう。次、片山と加藤さん。加藤さん、通背の手技に空手時代(?)の蹴りを組み合わせてて良い感じ。片山は手は良いけど、蹴りイマイチ。うまく蹴りで意識を散らせると手も入りやすくなる。次、加藤さんセガレと斉田くん。セガレ、若いから勢いがある。習いたての三合炮で攻める攻める。前に出る気持は良い。左をもっと練習すると良いでしょう(ヒトの事を言えないオレ)。公園の芝(草か?)が結構伸びてきていて、組手の最中に足を滑らせる人がいたけど、そのあたりにも気をつけながら練習してください。いざという時に役に立つでしょう。
基本的な蹴りの受け(前蹴り、ロー、ミドル、ハイ)をする。受け単体で使わず、受けながら攻撃、若しくは次の攻撃を考えながら受ける。久々にビデオも撮ったので関係者には後で配布(配信)します。
その後は、いろいろ練習。長井くんが家の庭に生えてる棍として使うにはあまりにぶっとい木を切って持ってきたので、基本功をいくつか。
太くても良いけど、手が滑らせないと棍の技術が使えない(木の皮がついていたり、枝を払った根本が残っていたりで)。斉田くんが棍の回し方がよくわからないと言うので指導。「ここで反対回しになるんですか?」とかちょっと頭で考えすぎ。自然にやれば良いだけ。変に考えすぎて無理矢理やってもダメ。あんまり考えないで棍が回るのに体を合わせればできるでしょう。
時間になって、一応終了。その後も石田くんが福島くんにいろいろと技を伝授。いろいろ吸収して、自分の技術にしていってください。
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