2010年01月24日

練習日記群馬支部2010.01.23

練習日記群馬支部2010.01.23 09:00〜11:00浜川運動公園
参加者 タオ、同僚1
今日の練習は少人数。面子的には初心者ばかりなので、その人向けに教えられて良い。
いろいろなレベルの人が一緒に練習すると初心者には難しかったり、上級者には物足りなかったりということもある。けれど、それは初心者が上級者を見てそれを目標にしたり(オレもああなりてぇ〜とか)、上級者が自分が人に教える立場になった時のことを学んだり、基本を見直す場にもなる。うちは週によって人が多かったり少なかったりするので、どっちもあっていいんじゃない?
同僚1。前回は体験だったのであまり細かい事は説明せずに「大体こんな感じ」という紹介だったけど、継続してやりたいとのことなので細かく説明。準備体操後、圧腿、[足易]腿。[足易]腿は慣れたらメリハリをつけてもらいたいこと、用法を示し「だからこの動き」ってことを意識して蹴ることなど説明。跳躍は二起脚の跳躍だけの練習だが、まだ助走のリズムがうまくつかめず、それが跳躍する力に活かされない。その後、突き。拳の握り方、突く腕、引く腕を再度説明。姿勢についての全般的な説明(立身中正 、虚領頂勁、収臀、沈肩垂肘、鶏足等)、呼吸、意識、等々。いろいろ説明しながらなのでここまでで1時間。小休止。
タオの集中力が微妙になってきたので、タオは小護掩をちょっと復習させて終了。その後同僚1とマンツーマン。
五歩拳。一般的には弓歩、馬歩、歇歩、独立歩(提膝)、仆歩、虚歩だけど、うちは少し分解して、四六歩(半馬歩)、弓歩、独立歩(提膝)、馬歩、半歇歩、歇歩、独立(提膝)、仆歩、虚歩で行う。
通背基本功、揺臂法。前回詳しく説明しなかった虚歩の説明から。前足、後足の角度や位置がどうしてそうなる必要があるのかとか。前揺。右手の前揺は多少のぎこちなさはあるもののかなり良くできてる。難なく100回終えて、左。こちらは右と比べるとかなりダメ。これほど差があるのは珍しい。肩が硬いのか?身体も中正が保たれていない。100回は無理と判断し、少なめで終了。右の感覚をよく思い出して左に活かすようにしてみる。あと、鏡の前でやってみるのもいい。後揺も左右の差は同じ。双手は単手がもう少しうまくなってから。まぁ、基本功はあせってもダメ。少しずつ毎日続けること。それが功夫。昔、常松先生と練習後に中華料理屋にメシを食いに行ったことがある。その店でお茶が出たんだけど、急須も茶碗もすごく小さくて、飲んでは注いで、飲んでは注いでって何度もしなければならなかった。「なんでこんな面倒くさいことしないとならないんですかね。大きい茶碗で出せばいいのに」とオレが言ったら、一緒にいた先生の友達の中国人が「これは功夫茶。少しずつ、少しずつ入れて飲む。こうすることでお茶が美味しく飲めるんだよ。拳法も一緒でしょ。毎日少しずつ少しずつ練習してうまくなるでしょ?それが功夫。」と教えてくれて、「ぉお!なるほど!」と思った。
その後、揺腕法。横と縦。横はなめらかにそしてなるべく手を大きく動かす。縦は手についた水をピッて払うように(転換掌をやった人は最後の決めのように)行う。揺腰法。腕の力は使わない、腰(日本人の感覚の腰と中国人のソレは違う)の回転を使う。通背拳の揺腰法は一般の「スワイショウ(正しくはshuaishouだからシュアイショウだと思う)」より激しい感じ。身体を少し、前傾させ、腕も斜めに振るので、上の手は肩越しに背中、下の手は脇腹から背中を打つ。同僚1には少し難しいようだったので身体を前傾させず、手も肩越しではなく両手とも腰の回りで行うように指示。うちの通背基本功はこの揺臂法、揺腕法、揺腰法を「三揺」と呼び、特に重視している。今日は基本功はこの三つだけ。
五行掌、[才率]。放鬆(リラックス)して口元から相手の眉間に手の甲を放り投げる。通背は腰から発生した力を背を通して腕に伝える。[才率]はさらに「腕力」を使う。(中国語で「腕は手首のこと。腕力は「わんりょく」ではなく「手首のスナップ」)最初は「強く」「早く」は意識しない。正しい形(フォーム)で腕を遠くに伸ばすことを意識。通臂猿猴の話しとかもする。しばらく素振りをして、ミットを打たせてみる。大抵の人がそうであるようにやはり[才率]の形をした突きになる。その後ミットを持ってもらってオレの[才率]を受けてもらう。普通の突きと[才率]の打撃の質の違いをわかってもらう。次にミットを地面と水平に持ち、上から[才率]を打ち下ろしてもらう。この時の感覚は布団叩き。[才率]でよくわからない時は拍でやってもらう。上から下への[才率](拍)は余分な力が入らず、本来の通背の力の出し方がわかりやすい。これで正しい通背の力の感じがわかったら、それを地面と水平方向に打っても同じ感じになるようにする。同僚1もこのやり方で正しく打てる感じがつかめたようで、普通にミットを打っても通背の力が出るようになった。ただ、まだ打つほうの手だけの力なので、この後、反対の手、身体、下半身、等々身体全てが使えるようにし、威力をあげる。
最後に養気功の第1式「擡頭望月」をやって終了。「家で練習する時はどういう練習をすればいいですか?」と質問があり、「圧腿、三揺は必ず。圧腿は朝昼晩と3回できればベストだが、1回でもまぁいい。時間があれば五行掌「[才率]」。」と回答。
以上、終了。
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練習日記群馬支部2010.01.17

練習日記群馬支部2010.01.17 09:00〜11:00浜川運動公園
参加者 タオ、同僚1、同僚2、タクヤ、小林、斉田、関口、石田、同僚2姉夫婦(見学)
昔は武術をしていることをそんなにはまわりに言わなかったけれど、今はまぁ必要があれば(どんな必要だ?>オレ)普通に話すので職場でもオレが武術をやっているということは知られている。
職場の同僚(同僚2)から「甥っ子(幼稚園生)が武術っぽいものに興味があり、親もやらせてもいいかな?と思っている(たぶん)ようなので見学に行ってもいいですか?」と言われたので「いいとも!」と即答。同僚2本人も見に来たいというので「この時期の公園、見てるだけじゃ寒くてどうしようもないし、やってみないとわからないから体験してみ?オレは指導もうまいぜ!」と言って体験を勧めた。(この時「えーっ、外でやってるんですか?」と驚かれた)もう一人の体を動かすのが好きな同僚1も前から体験してみたいと言っていたので、一緒にどう?と誘った。ちなみに同僚は二人とも女性。
で、久しぶりの大人数の練習となった。家を出る時にはかなり冷え込んでいて、初っぱなからこの寒さの中での練習はキツイかな?と思ったけど、動き出せば直ぐ暖かくなるし、オレらの練習はそういうもんだから、と思ってもらったほうがいいなと思い直す。タオは今日はあまり練習に乗り気ではなかったけど、タクヤが来るから半ば強制的に参加させた。
普通の準備運動から始めて、まずは圧腿(主に脚の柔軟)。一般人が最初にぶち当たる壁はこの練習。息が切れるわけでもないし、筋肉に負荷がかかるわけでもないけど、猛烈にツライ。中には最初から柔らかい人もいるけど、大抵は硬いからツライ。タクヤは意外と柔らかかったけど、同僚1、2は普通に硬め。普段はゆっくり100数えるけど、ちびっ子を考慮してかなり早口で100を数えた。練習に乗り気ではなかったタオが「こうやるんだよ」とかタクヤに教えていて、しめしめと思うオレ。
前にも書いたかもしれないけど圧腿は、最初はもう耐え難い痛さがあるけど、練習をしてある一線を越えると痛いことは痛いけど、そんなには痛くなくて、もしかしたら痛気持ち良い?って感じになる。あと、こいつをやる時は最初の一ヶ月くらい集中的(朝昼晩)にやって一気にある程度まで(爪先にデコが付く位)仕上げるつもりでやると良い。そうして得た柔らかさはその後ちょっと練習をさぼっても残るような気がするので。
圧腿後は[足易]腿。タクヤは細かい所まではできないけど、勢いがあって良い。同僚1、2は動きが素直。この「動きが素直」ってのは女性だからなのだろうか?とちょっと思った。無駄に力を入れてないという感じ。(もしかした女性だから入れる力がない?)跳躍系は初心者には難しいので見学させて(でもタクヤはやった)経験者のみ。歳とると跳躍系はキツイけど、大連で60代、70代の憧れのじじい民間武術家が跳躍も軽々とやってるのを見ているので歳のせいにはできない。
次、突き。高めの馬歩で平拳の突き。普段はあまりやらないけど、初心者にはやってもらう。通背拳は特殊な門派だから、平拳の突きがメインの武器ではなく、あまり練習しない。けれど、普通の突きはやっておいたほうが良いと思うのでやる。握り方、突く腕、引く腕、肩の出し方、拳の当て方など。順番に号令をかけながら何百回か。その後ミット打ち。素振りの時はあまり気にしなくても平気だけど、物を打つときには手首に注意。角度が悪いと手首を痛める。様子をみながら軽く突き始めて、だんだん強く打つように。
ここらへんまでで1時間くらいかな。小休止。タクヤ母が「こんな(1時間)にあきずに続くとはびっくり!」と言ってました。
次、通背基本功を短めにちょっとやって。五行掌、[才率]。その対練、引手、補手、[才率]。受けは架手。
体験なので、こんな感じの練習があるよってくらい。
その後、五歩拳。タクヤの集中力もここらで途切れがち。うちのセガレもそうだったから、この辺が子どもの集中力の限界かも。
同僚2が組手が見たいというので、総当たり組手。軽めで時間は適当といういつもの群馬支部方式。「軽め」というのは思いっきり当てないけど、打たれた相手が「あ、やられた!」と思うくらいの強さで、早さは関係ない(早くても良い)。身体に対しては少々強めの打撃でもOK。時間は「適当」というのはどちらかが「もういい」となるまで。上級者が決めることが多いかな?時間の決まった組手とそうでない組手は戦法も変わると思う。大体3分位はやってるかなぁ。これをやっちゃいけないというのは特にないから、大事なところは自分でキチンと守る。でも、ケガはさせないようには注意する(自分もしないように)。
全くの初心者の体験ってことで今回は広く浅くの練習。(他門派の経験者の体験時には逆のパターンあり)
タクヤは「やりたかったけど、もうやったから満足」ってことみたい(^_^;
まぁ、もうちょっと大きくなってからまた来てくれたら。
同僚1、2はやりたいとのこと。
今年は強い女通背使いを育ててみたいと思っていたので、続けてくれるとうれしい。
ちなみに群馬支部発足以来年漢(オトコ)比率は限りなく100%に近い。
posted by わたる at 09:03| Comment(0) | TrackBack(0) | 練習日記