2011年05月16日

実習希望者面接その2

今日も県立女子大で実習希望の高校生と面接。2年生で校外実習は初めてとのこと。
清掃希望だが、話しを聞くと几帳面で手先も器用らしいので他の作業も出来そうだが、今回は希望通り清掃で。
コミュニケーションを取ることが苦手であると先生も家族もわかっているが、特にそのためにツールを使っていない。
家族や先生は作業自体には力を入れているけれど、基本的な生活に必要な部分にもっと目を向けて欲しい。
「学校の中では大体こちらがわかるようになっています」と先生は話していたけど、それでは外へ出た時に困るのは彼。
彼が将来、外の世界に出て彼をよく知らない人ともコミュニケーションがとれる手段を学生のうちに獲得しておかないと。
社会に出る前にしなくてはいけないのはそういう部分。清掃のやり方とかそんなのは働き始めてからでも充分。
高価なコミュニケーションツールもあるけど、iPhoneで使える安価で便利なツールも今はある。
まだ時間はあるので、いろいろな方法を試して彼が使えるツールを見つけて欲しい。
コミュニケーションが出来るのとそうでないのとではその人の人生が全然変わってくる。
豊かな人生を送るには絶対に必要なものです。
posted by わたる at 22:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 障がい福祉の話題
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